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だからね、今回もいつもと同じようにみんな平等に可愛がろうって
そう思ってるんだけど…
何故か『未来のオデブ候補』が気になって仕方ないんだ。
猫ジャラシで遊んでみるけど、1匹だけ動きがトロイし…
思わず吹き出しそうになっちゃうよー。
「お母さん、この子に名前つけたい!ねぇいいでしょ?」
「いいけど…この子達も、いずれもらわれていっちゃうんだよ。あんたがそれでもいいって言うならお母さん反対しないけど…」
お母さん、シュウのことを気にしているんだろうな。
「大丈夫だよ。この子とシュウをダブらせたりはしないし」
「そっか。
それで、何て名前つけるの?」
「えへへ。クマみたいに大きくなるようにって願いを込めて…そしてシュウの名前から1文字取って──クゥちゃん!!」
「いい名前だけど、そんなクマみたいに大きくなられてもお母さん困るよ~」
「私が責任取るから大丈夫だって!」
「責任て…あんたまだ小学生じゃん」
「!!
───ん。そうだけど……」
「…」
「…」
「ぷ」
「あは」
何だか可笑しくて
二人で大爆笑だった。
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