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カッ…と音を響かせ、担任が黒板にチョークであらすじを書く音が止んだ。
担任「よし。あらすじはここまでな。脚本は先生がやってやる!」
演劇部の子「配役決めましょうよ!」
そして担任は黒板に役を書いていった。
(以下役)
・姫(男子)
・楽団の息子(女子)
・バンド仲間(数名)
・姫側執事
・息子側執事
・王樣
・楽団の指揮者
男子「姫は奈沢!」
奈沢「何で僕が!?」
男子「いや、奈沢だろ。何より可愛い…」
奈沢「僕は絶対ヤだ。」
新也「頼むよ、奈沢ー」
その他の生徒からも奈沢コールはなりやまず、渋々
奈沢はその役を引き受けた。
そしてー…
ルリ「息子役は姫乃!」
俺「ルリっ!」
ルリ「ねぇ、姫乃ぉ…
だめ?」
嗚呼、ルリの上目使いには勝てない…
結局俺が息子役をやることになった。
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