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タクマ「葛木さんは彼氏とかいるの?」
アカネ「はっ?いないけど」
タクマ「ふ~ん、じゃぁ好きな人は?」
アカネ「…………………………いる」
私がそう言うと櫻井 逞は何故か少し微笑み「そろそろ帰ろうか」と言って立ち上がった
校舎に騒がしい女子たちはもういなかった
私たちは教室へ戻り鞄を持つと帰路についた
家まで送ると言われて断ったがしつこく言ってくるので家まで送ってもらう事にした
(最近は物騒だしラッキー)
私の家の近所までくると、小さな公園がある
その公園を見つけた瞬間、櫻井 逞は足を止め一番奥にあるぶらんこを見つめていた
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