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ゆっくり、うっすらと視界がひらけた
茜は目を覚ましたと同時に頭に違和感を覚えた。
温かくて優しい感触
ゆっくり顔を上げてみた
アカネ「……ふぇ…」
私の目の前にはこちらを見つめ微笑んでいる逞の姿があった
タクマ「……おはよ…」
アカネ「……ゆ…め?」
タクマ「夢…じゃねぇ…よ。
頭…撫でて…るだろ?」
確かに頭の温かい温もりは逞の手
茜は急に涙が込み上げてきてそのまま逞に抱き着いた
アカネ「逞ぁ…逞ぁ…
私ずっと…ずっと…」
タクマ「悪い……
待たせたな…」
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