多忙な日々

15/16
前へ
/358ページ
次へ
タクマ「大丈夫だって」 アカネ「うぅ………」 タクマ「俺が教えてやるから心配すんな!」 アカネ「うん……」 なおも落ち込む茜を見て逞は茜の頭を撫でながら優しく微笑んだ タクマ「茜は確かにちょっと勉強苦手だけどさ。 でも教科書には書いてない事知ってるだろ?」 逞の言っている事がイマイチ理解できない。 (何が言いたいんだろ?) タクマ「いくら勉強が苦手でも茜には他人を想える心がある。 いくら勉強できたって、相手を思いやれない奴はどこか満たされない。 これは教えるとか学んでどうこうなる訳じゃない。」
/358ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10372人が本棚に入れています
本棚に追加