12人が本棚に入れています
本棚に追加
静
「あら?本物の女人はこれだけ…ですか?」
明
「そうみたいネ!」
政子
「肩身が狭いのは、これでは女人の方だった、ということになりますね…」
明
「戦の話なんだから仕方ないアル!ね、鈴!」
鈴
「そうネ!」
静
「それより、義経様達、私よりも美しくなってしまって…掛けがいがありますね…ふふ」
政子
「あら、あなたは百合は駄目じゃなかったかしら?」
静
「最近の義経様と頼朝様の絡みを見てたら、平気になってきたんです」
政子
「ふふ、私はもともと百合も好きだけれど…さらに好きになった気がするわ。頼朝様は私のものですけれど…」
静
「あれは現実であって夢ですもんね」
明
「百合って何アルか?」
鈴
「きっと、知らないほうがいい世界アル!この前静に萌えを教えてもらったときもひどかったネ……」
静
「この前…?」
政子
「薔薇の同人誌を見せたのではなくて?」
静
「そう言えばそうでした」
鈴
「ワタシはあんなの好きじゃないアル!」
静
「あら、薔薇や百合の魅力が分からないなんて」
政子
「まだまだお子様ね…。うふふ」
明
「結局、百合って何アルか?っていうか薔薇ってなにアルかぁぁあー!?」
終わり
最初のコメントを投稿しよう!