本物

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静 「あら?本物の女人はこれだけ…ですか?」 明 「そうみたいネ!」 政子 「肩身が狭いのは、これでは女人の方だった、ということになりますね…」 明 「戦の話なんだから仕方ないアル!ね、鈴!」 鈴 「そうネ!」 静 「それより、義経様達、私よりも美しくなってしまって…掛けがいがありますね…ふふ」 政子 「あら、あなたは百合は駄目じゃなかったかしら?」 静 「最近の義経様と頼朝様の絡みを見てたら、平気になってきたんです」 政子 「ふふ、私はもともと百合も好きだけれど…さらに好きになった気がするわ。頼朝様は私のものですけれど…」 静 「あれは現実であって夢ですもんね」 明 「百合って何アルか?」 鈴 「きっと、知らないほうがいい世界アル!この前静に萌えを教えてもらったときもひどかったネ……」 静 「この前…?」 政子 「薔薇の同人誌を見せたのではなくて?」 静 「そう言えばそうでした」 鈴 「ワタシはあんなの好きじゃないアル!」 静 「あら、薔薇や百合の魅力が分からないなんて」 政子 「まだまだお子様ね…。うふふ」 明 「結局、百合って何アルか?っていうか薔薇ってなにアルかぁぁあー!?」 終わり
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