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寺子屋の掃除も終わり
荷物をまとめて帰る準備をする
慧「大分時間が掛かってしまったな、早く戻らないと妹紅が何をしでかすか判ったもんじゃない」
荷物をまとめ、寺子屋に鍵を掛けると帰路に着いた
慧音宅
慧「ただいまぁ~、妹紅~、いるかぁ~?」
玄関を開け大きな声で妹紅を呼ぶ
妹「おかえりなさ~い、ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ・た・し?」
奥からエプロン姿の妹紅が現れた
慧「‥‥‥‥」
口をポカ~ンと開けている
あまりの出来事に言葉が出ない
妹「なんだよ、何か反応してよ、恥ずかしいんだから💦」
エプロンを取り顔を赤らめる
慧「あ、いや、すまなかった💦いきなりだったからな💦」
玄関を締め家にあがる
妹「そういえば、この鍵で開かない部屋があったよ、あれは何の部屋なの?」
慧音から借りた鍵を返す
慧「えっ💦いや、何でもないぞ💦ただの鍵が掛かった部屋だ💦」
明らかに焦りの表情
妹「何か隠してるでしょ?」
慧「な、何も隠してなんかいないぞ💦」
妹「ふぅ~ん、ま、今はいいよ」
慧「ふぅ💦」
妹「で、試すって何を試すの?」
慧「そ、そうだったな💦ここの部屋で待っててくれ💦」
部屋を開け妹紅を中に入れる
しばらくして
慧「も、妹紅、ちょっとここ、開けてくれるか?」
部屋の外から慧音の声がする
妹「ん?わかった」
扉を開ける
するとそこには山積みの本を抱えて立っている慧音がいた
慧「よいしょ‥‥っと💦」
その山積みの本をテーブルの上に置く
妹「ちょ、慧音💦なにこれ?💦」
慧「小学一年生から高校三年生までの問題集だ。これを出来るところまでやってもらうぞ」
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