慧音宅にて

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テーブルに積み上げられた問題集の山   妹「こんなの一日で出来るわけ無いじゃん💦」   慧「だから、連休を活用してだな‥‥」   妹「無理!!それに私は勉強なんて必要ないよ」   慧「お前に今必要なのは勉強する事よりも勉強に真面目に取り組む姿勢が大切だ。そもそもお前はな‥‥‥」   妹「慧音💦その前にお茶でも飲もうよ💦私がいれてくるね💦」 そう言って部屋を飛び出した   慧「まったく、真面目にしてくれればそれでいいんだがな」       妹「はい、慧音」 湯呑みを慧音に渡す   慧「ん、悪いな‥‥ずずっ」 お茶を啜る   妹「‥‥‥‥」 黙ってその様子を見守る   慧「ん?どうした?‥‥ずずっ」 妹紅の様子に気が付き声をかける   妹「え、何でもないよ💦‥‥ふ~っ、ふ~っ‥‥ずず~っ」   慧「?」   慧「まぁ、とにかくやっていくぞ。まずは国語‥か‥ら‥‥か‥‥‥あ、あれ?疲れてる‥のか?‥‥眠く‥なって‥‥‥き‥た‥‥‥」 体がゆらゆらと揺れる   妹「効いてきたのかな?」 ニヤリと笑う   慧「も‥こう‥‥何か‥入れたのか‥‥?」   妹「睡眠薬をね。おやすみ、慧音🎵」   慧「‥‥も‥‥こ‥‥‥う‥‥‥‥」 バターン!!ばさばさばさ 山積みの本に倒れ、眠ってしまった   妹「ふふふ、秘密の部屋の鍵は‥‥」 慧音の服のポケットをまさぐる   慧「ん‥‥」   妹「お、これかな?」 慧音の家の鍵とは違う鍵を見つけた   妹「さてと、何を隠してるのか見に行きましょうかね🎵」      
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