再開

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誰だ?あいつら? 二人とも真っ赤な服来て目立つなぁ… 秋はなにと無く二人の方へと歩いて行く 「はぁ!」 秋の目の前には血だらけで横たわる自分の死体。 そしてそれを大事そうに抱き抱える女性の姿があった。 秋は恐る恐る声をかけてみる 「あの~?」 女性が振り返る… 女性は泣いていた。 (やっべ…余計なことに首突っ込んだか?) 女性は不意に立ち上がると秋を見ながら一言呟いた。 女性「秋…」 「は、はい?」 (な、なんでこの人俺の事知ってるんだよ…) 女性はゆっくりと秋に近づいてくる 秋は恐怖のあまり身体を動かすことが出来ないでいた。 (や、やべぇ!!) 秋か死を覚悟した時女性の手が秋の頭に乗せられて優しく撫でりれた。 「あれ?」 秋は何故か懐かしさを覚えて女性が誰なのか確信した 女性「あの人と…瓜二つね。 元気そうで良かったわ」 「母さん…なんだろ?」 女性は何も答えようとはしなかった。 「居なくなった理由は…父さんが死んだから…なのか?」 女性は哀しそうな表情を見せると、秋を強く抱きしめてながら言った 女性「伸二を…伸二を…探しなさい」 「伸二?」 女性「彼なら…貴方の力になってくれるわ…」 「伸二って何者だよ?」 女性「会えば解るわ…第一世代と第二世代の共鳴で……孝は……う…ま…」 「なんなんだよー!」 秋は飛び起きた、秋の横ではビックリしたへたれこむ一人の女性がいた 女性「なんなのー!いきなり飛び起きてさ!」 秋は女性へと目を向けると鼻で笑った 女性「な、なによ!」 「意気がる前に隠すもの隠せよ」 女性は慌てて股を閉じてスカートで下着を隠した。 「で?なんか用事でもあったのかよ?」 女性「別に用事って程では無いけど」 「なんなんだよ?」 秋は焦れったいらしく口調が少しキツくなる。 女性「あのね、ママが家に来なさいって」 「紗季さんがか?」 女性は頷いた後立ち上がり服の乱れを整える 女性「多分だけど、検査じゃ無いかな?」 「弥録はもう受けたのか?」 女性「朝一にね」 この女性の名前は 片桐弥録(カタギリミロク) 俺の幼なじみでクラスメート弥録の事を一重に言うなら… 妹かな。 にしても…あのクールな紗季さんの子供とはまだ信じがたいな…。 弥録も父さんが居ないんだが…そっちに似たのか…。
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