28人が本棚に入れています
本棚に追加
「よしっ!! では今日は、ここまで!!!」
その言葉を待っていた。
「新垣!!もう次からは寝るんじゃないぞ!!!」
先生が、念を押す。
私の名前は、新垣たけし。大学の4年生である。いつも一番前の席で寝ているせいか、教授に名前を覚えられているのだ…
「たけし、また寝てたでしょ!?」
隣の席の真希が言った。
真希は私の自慢の彼女で、大学1年の時に付き合い始めた。
真希の可愛い笑顔に撃沈されたのである。
最初のコメントを投稿しよう!