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"ピンポーン"
私「はい」
"ガチャ"
私「あれ??…誰もいない…」
"トントン"
ドアを叩く音
「??」
ドアの後ろを見ると……
「仁くんっ」
仁「あ、結衣だ」
私「何言ってんの(笑)
ドア開けたら誰も居ないから、びっくりしたよ(笑) 入って(^-^)」
私と仁くんは、幼なじみ
別に "好き"ってわけじゃないけど、仲はいい。
仁「結衣の部屋来んの久しぶり~」
私「仕事忙しいからね。
…? …仁くん⁉」
「…💤」
「…仁くん(笑)
…ほらっ、仁くん」
「ん~~…」
「ん~じゃないよ(笑)」
「眠い…」
「コーヒー出すから」
「トイレ借りんねっ」
「どうぞー」
"カタンッ…"
「あ…」
―仁―
ゴミ箱を倒してしまった
元に戻そうとしたら、破り捨ててあった紙を見つけた。
まだ新しい紙…
「もったいねーじゃん…
………⁉」
その紙には、"仁から離れろ"、"最低"などと、中傷の言葉が書いてあった
「なんだこれ…」
結衣はキッチンでコーヒーをいれていて、ゴミ箱を倒したことは気付いていない
"カタッ"(カップの音)
慌ててゴミ箱を戻した。
もちろん、紙は隠して…
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