第一本 『剣士だトマトン』前

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トマトン『それではドクターハリケーンX、ビックウェーブさん。いってきます』 ハカセ『いいかトマトン。なにがあってもそのベジタネだけは壊されるなよ!!』 ビック『トマトン。行ってらっしゃい』 トマトンはここから冒険の第一歩を踏み出した。 博士の研究所から隣町のべごっこ村まではかなりの道のりだ。 少し歩くとトマトンは前から何かがやってくる気配を感じた。 茂みに隠れ様子をみる。 すると前から人間排除派のベジタン教の奴らがやって来た。 ヤサイA『この先に研究所があるらしい』 ヤサイB『知ってる。だから今から乗っ取りに行くんだろが』 ヤサイA『あっ!!そっかぁ。だから向かってるんだもんね』 ヤサイB『まったくお前はおっちょこちょいだな。エィッ』 ヤサイA『何すんだよコノッ』 野菜二人組はお互いをつつき合ってじゃれている。 ヤサイ達『アハハ、アハハ、アハハハハ』 意気投合している。 だが研究所を乗っ取られまいとトマトンがたちはだかった。 トマトン『やぃやぃ。この剣士トマトンがラブリーハリケーンXタワーには行かせないぞ!!』 ヤサイA『何だこいつ!!』 ヤサイB『同じ野菜として許せない!!やっちまえ!!』 いきなりのバトルだ。 どうするトマトン負けるなトマトン
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