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振り替え休日の月曜日、俺と黒森は、待ち合わせ場所に向かった。
ここ最近黒森と大地と蓮見の関係がギクシャクしてるように思う…
気のせいかもしれないが、そのように感じていた。
待ち合わせ場所に、全員がそろうと、知美が、蓮見にすごいけんまくで怒っていた
知美「おはよー!健哉君、葵になんかしてないでしょうね?」
葵「知美、何いっ…」
健哉「まだしてないよ」
俺は、蓮見の言葉にちょっと驚いた。
健哉は、まだ・・…と、付け加えていたからだ。
今日、このあと、何かするんだろうかと…予想がよぎった
知美「ならいいけど!いい?葵に手を出したら、あたしが許さないんだから」
知美は、葵と蓮見のことになると、自分のこと以上に必死になっている。
日向を心配する気持ちを分からないではないが、知美は心配しすぎだ…
俺は、蓮見の気持ちもわかってやればいいのにと思っている。
蓮見だって、1人でいろいろ抱えてきたはずだ、好きで仕方ないはずなのに、それでも、その気持ちを隠しながら接して…
だから、俺は、知美も落ち着かせた
知美だってわかってくれる日が来るだろうか…
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