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大地「日向って、本当に可愛いね！小動物みたいでさ、愛らしいよ」
大地は、そう言って、日向を安心させてつもりだったのだろう
でも、俺は、その時初めて…大地が、日向を好きなんだと気づいてしまった。
だから、３人の関係がぎくしゃくしていたのかもしれない
俺だけが、何も知らずにいた
本当に、知美の事だけ考えていたから、友達のことなんかなんにも考えていてやれなかった
それから、知美と会話しつつ、蓮見たちが戻ってきた
戻ってきたことにも気付かないふりをして、大地に気づかれないように配慮した
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