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6年生になって、間もない頃だった。
日向が蓮見に告白したとのうわさが流れた。
クラスの女子はもちろん、男子も面白がって、その話を詳しく聞きたがっていた
けど、蓮見は、日向を避け始め、まったく口も利かない状態になったのだ。
俺や、黒森も心配した。
日向がいっさい笑わなくなったからだ。
生きてるのに、死んでるかのように、日向は無表情になってしまった。
クラスの女子で、俺の好きな人でもある、早乙女知美も、日向を心配して、何度も声をかけてる姿を目にした
それから、日向が体育の時間に倒れた時だった。
あんなに日向をさけていた蓮見が、日向をかかえて保健室に行ったんだ。
その時に大地から、俺はとんでもないことを聞いた
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