106人が本棚に入れています
本棚に追加
ある日、音楽室に移動中の時だった。
階段を下りていくと、下から悲鳴と泣き叫ぶ声が聞こえてきた
「きゃぁー」
「いやー」
「葵ちゃん!!」
俺と黒森は、顔を見合わせ、急いで、声がしたほうへと駆け下りていく…
そこで目の前にしたのは、血だらけの日向の姿だった。
黒森は、愕然として、階段に座り込んでしまった
何が起きたのか…まったくわからない…
俺は、いそいで柚木をみた
柚木を見ると、日向を心配するどころか、ただ立ち尽くして、笑っていた。
蓮見が、脅されていることが確かなんだと確信した
知美「先生早く!」
早乙女が、先生を呼びに行ったらしい
黒森「・・・・助かるよな…」
橋口「あぁ」
クラスの男子の1人が、音楽室に知らせに行くといっていってしまった
しばらくして、救急車が到着し、日向が運ばれて行った
その後、蓮見が、ものすごく取り乱していて、見ていられなかった
柚木は、校長先生に呼ばれ校長室に行った
それからどれだけ、柚木をのぞいたみんなが、日向の無事を祈ったか…
日向が、担任の先生とはいってきたときは、本当にホッとした
蓮見も安心した顔をしていたが、不安な顔はまだ残っていた
知美「葵ちゃん大丈夫?」
葵「うん。ありがとう」
最初のコメントを投稿しよう!