気になる存在

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ある日、音楽室に移動中の時だった。 階段を下りていくと、下から悲鳴と泣き叫ぶ声が聞こえてきた 「きゃぁー」 「いやー」 「葵ちゃん!!」 俺と黒森は、顔を見合わせ、急いで、声がしたほうへと駆け下りていく… そこで目の前にしたのは、血だらけの日向の姿だった。 黒森は、愕然として、階段に座り込んでしまった 何が起きたのか…まったくわからない… 俺は、いそいで柚木をみた 柚木を見ると、日向を心配するどころか、ただ立ち尽くして、笑っていた。 蓮見が、脅されていることが確かなんだと確信した 知美「先生早く!」 早乙女が、先生を呼びに行ったらしい 黒森「・・・・助かるよな…」 橋口「あぁ」 クラスの男子の1人が、音楽室に知らせに行くといっていってしまった しばらくして、救急車が到着し、日向が運ばれて行った その後、蓮見が、ものすごく取り乱していて、見ていられなかった 柚木は、校長先生に呼ばれ校長室に行った それからどれだけ、柚木をのぞいたみんなが、日向の無事を祈ったか… 日向が、担任の先生とはいってきたときは、本当にホッとした 蓮見も安心した顔をしていたが、不安な顔はまだ残っていた 知美「葵ちゃん大丈夫?」 葵「うん。ありがとう」
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