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この事件をきっかけに、俺は、知美と仲良くなった。
席が近いというのもあるのかもしれない。
でも、この席と、日向の事件がなければ、何の接点がなかったと思う。
日向、黒森、俺と知美の4人で交換日記をやることになったり、少しづつだったけど、知美のことを分かってきた
いがいに涙もろい性格とか・・・
夏休み、黒森の家に遊びにいく約束をした。
学校で待ち合わせして、4人で黒森の家に向かう。
行く途中でも、俺は、知美と話している
知美「はっしーの家は近いの?」
橋口「あぁ。和樹の家のすぐ近くだぜ」
知美「ふーん。」
橋口「なに?来たいの?」
知美「そこまでいってないよ!どんな家か気になっただけだし」
橋口「あっそう。でもさ…日向の奴、元気になってよかったよな」
あの事件以来、怪我も完治し元気にはなったけど、柚木とはまったく会話もしない…
蓮見とは元通りなったみたいだったけど
知美「うん。本当に。柚木ゆるせないよ!」
あの事件は、柚木が起こしたことだった。
階段を下りてる途中に、日向の背中を押したことを認めた。
みんなの前で謝罪されたが、誰も許してはいなかった。
橋口「ぶりっこ女目」
知美「いくら大地が、葵と話したからって、突き落とすなんて信じられないよ!最低。」
知美は、本当に日向を心配していた
橋口「わかってるよ。誰もみな同じ気持ちだって、でも知美だけは、日向のそばにいてやらないとな…ずっと友達でいてやれよ」
知美「あたりまえじゃない!はっしーに言われなくてもします」
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