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「……蓮……お腹空いた」
「うおっ!?」
蓮は突然後ろからサーシャに声を掛けられ、思わず跳ね上がる。
……っつうかいつの間にコイツここに来やがった?
「サーシャ!久し振りね~」
「……久し振り」
いつもの(イラッとする)笑顔をサーシャとやらに向け、手を頭上に挙げて、ハイタッチを求めた……が……。
ものの見事に無視
はせず……
表情一つ変えずにその華奢な手をイリアのと触れさせた。
「イェーイ♪」
「……エーイ……」
………………………………
……………………
…………
……
「ノリいいな」
「そうだろ?」
その後、二人分のため息が空へ漏れたのは言うまでもないだろう……。
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