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ウララ『えーッと確かここが保健室だっけ;岬先生いますか…』
ウララは他の先生から岬先生の事を聞き、ようやく保健室へ着いた。
ガラガラ
ウララ『どんだけ広いんだっつーの…;岬先生いないんですかぁ…?』
ウララが保健室に入ると中はコーヒーの匂いで包まれた空間だった。
すると奥の机に肩肘をついた、長身で栗色の長い髪を一つに纏めて煙草をすっているイイ男が座っていた。
岬『あんたが大河内うらら…?』
ウララ『(呼び捨てすんなよ)…ええ;』
岬『へー…』
岬は立ち上がるとウララの周りを歩きながらウララをまじまじと見つめた。
ウララ『岬先生;?』
岬は何かに気付いた用にウララの顔の前で立ち止まり、急にウララの眼鏡をはずした。
ウララ『ちょっ…;てめぇ…!』
ウララはすかさず取り替えそうとするが、岬の大きな手で顔を押さえられ動けない。
岬『あらぁ~やっぱり葉子の妹ぢゃない♪可愛いわねぇ♪』
ウララ『姉貴の事知ってんの?;…それにその口調;』
ウララは苦笑いで後ずさりする。
岬『逃げなくても女には手はださないわよ♪葉子から全部聞いてるわ。困った時は何でも言って』
岬はそういうとコーヒーを二つ持ってウララにソファーに座るよう促す。
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