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ビクッ
ウララはその場で硬直したように止まり、振り返る
葉子『断る?ウララ…あんたに断る権利があると思って?』
葉子は鬼のような形相でウララの顔を撫でる
ウララ『い…いいえ;』
葉子『当たり前よね~。あんたの食費、学費誰が出してやったおかげで今があるのかしら?そんなお姉様の苦労に比べれば…先生なんてねぇ?』
ウララ『慎んでお受け致します…(はぁ~終わった;)』
ウララの返事を聞くやいなや葉子は人が変わったような笑顔でウララの頭を撫でる
葉子『分かってくれればいいのよ?手続きとかはもうしといたから♪』
ウララ(結局最初から決まってたんだね…;)
葉子『スーツとかはもう部屋に入れておいたから♪明日は始業式だから!!』
ウララ『…はい(:_;)』
葉子『ぢゃあ帰るから♪』
葉子は片手で車のキーを回しながらリビングを出ようとした
葉子『あっそうだ!』
葉子は何か思い出したように止まり振り返る
葉子『先生方にはあんたの事22歳っていっといたから♪くれぐれも先生と生徒にばれないよーにね。ばれたら…わかってるわね?』
ウララ『はい!;』
返事を聞くと葉子はまたご機嫌な様子ででていった。
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