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瞳閉じれば微かに響く
空から届く夢の足音
胸の鼓動と重ね合わせて
そっと見上げた時の夜空は
ほんの少しだけ欠けた月
願い込められ輝く星
ずっと地面にこの足をつけ小さな涙零した
振り返るのは間違いじゃない
傷付けたモノ忘れないようにと
涙はやがて空へと渡り
悲しみ溢れた夜空を
ただ抱き寄せる 語りかけずに
優しい光 放ちながら
諦めかけた心の中を
夜になればずっと見守ってくれた
今にも零れ出しそうな月
輝きを増す 零れ月
この場所で今 零れ月まで 優しさよ届け
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