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丁度、拾おうと屈んだその時、不吉な影が小町を覆う。
「…………、あの、これはですね……、その……」
「へぇ、あなたは上司と喋る時はお尻を突き出して喋るって躾けられたのですか……」
やっぱり……
恐る恐る振り向き、すかさず謝り倒す。
「すみません四季様、すみません」
シシオドシのように、何度も何度も頭を下げる。
頭を下げるたびに、小町の豊かな胸が強調するように揺れている。
「もう、あなたは直ぐに謝ればいいと思って……」
四季映姫・ヤマザナドゥ
あたいの上司で、閻魔様。
よく巡回して、あたいを見つけてはしょっちゅう叱る。
……四季様に嫌われてるのかな?
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