三日月の夜
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そんなコトを考えながら歩く俺。 自己嫌悪が溢れ出す。 さっきからおかしい俺に気付いたのか、時任が心配して話しかけてきた。 「どうしたんだ?久保ちゃん」 「いんや、別に」 「そっか。ならいいけど」 また沈黙が続く。 今度は自分から破ってみた。 「ねぇ、時任」 「何?」 「昨日の事なんだけど」 「……………。」
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