三日月の夜
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掴んだ腕、引き寄せればよかったかな? 時任はどんな反応するだろ。 今の俺じゃどっちにしろできないけどね? 気付くと二人の上には、 切れそうに輝く三日月がある。 『臆病者だ』って嘲笑ってるみたい。 そんな事、わかってる。 自分が臆病な事くらい、わかってるケド。 どうしようもないんだ。 怯えすぎて。 切れそうな月と冷めかけた夜に、身動きができない。 カラダも、ココロも。
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