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永琳
「貴方の能力はその拳銃専用ってことね・・・」
射撃訓練場から診療室へと戻っていた
「つまり?」
永琳
「その拳銃以外では貴方の能力は発動しない。何かしら思い入れのあるものからかもしれないし、理由はわからないけど・・・」
俺はおもちゃであるはずの拳銃へ目を向ける
確かにこれは小さい時からもって友達と遊んでいた記憶がある。
徐々に思い出していく記憶だが、何か引っかかっている
しかめっ面をしている俺に鈴仙が心配そうに話しかけてきた
鈴仙
「どうしました?」
「いや、なんでもないよ」
記憶という暗い靄をかき消すべくなるべく笑顔で返答した
永琳
「ま、貴方は病人なんだから部屋へ戻っていいわ。ありがとう。興味深いものが見れたわ」
そう言われたので、病室へと戻った
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