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俺がそんな事を考えてる間も貞子さんは、『ワ~』とか『へ~』とか言っていたがいちいち突っ込んでたら、その内舌をかみそうだから止めといた。
「ふあぁ…今日はいろいろあったのでいつもより眠いですね…」
アニメを見終わってから大きなあくびをして貞子さんは眠そうに言った。
確かに疲れた。
俺は今日は驚いてばかりだったしな。
「じゃあ貞子さん、そろそろ寝ましょ…ちょッ!!!」
あろうことか貞子さんは俺の部屋の床にへたり込んで寝ていた。
「うあぁ、ど~しよ~…ι」
さすがにこうなるとwktkどころではなくなってしまう。
「貞子さん?貞子さん?起きてください!」
ダメか…仕方ないここで寝かすしかないか。言っとくが俺は仕方なくここで寝かすわけであって、別に寝かせたくて寝かすわけじゃないからな!!
とりあえず貞子さんには俺のベッドで寝てもらうとしよう。
俺は寝ている貞子さんをいわゆるお姫様だっこ、(本名横抱き)で貞子さんをベッドに運んだ。
いい匂いがする。それに、さっき風呂場で救出した時もそうだが、貞子さんに触れる感触はやはり人間そっくりだった。
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