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そんなこんなでお互いホカホカのうちに耕作の家についた。
ちなみに耕作の家はうちから300メートルほど行った所にあるので、襲おうと思えばすぐ襲える。
「ここが、ここが悪霊の住む家ですか?気をつけないといけませんね。」
貞子さん?あなたは一体何を勘違いしてるんですか…?
「あの~貞子さん?悪霊じゃなくて悪友です。確かに時々悪霊まがいの事をする事もありますが、基本いいやつではあるんで大丈夫でしょう。」
「なんだぁそうなんですか?せっかく呪いの感覚を思い出してきたのに。」
ちょッwww何を言っちゃってるのこの幽霊?
まあ、いいか。耕作だし。
俺は戸惑う事なくインターホンを押した。
すると、5秒しないうちに玄関が開いた。まさか待ち構えてた?
「恭平~遅かったじゃないか!あまりに遅いから人捜しロボットの『ドルァエモォン』でも向かわせようかと思ったぞ!」
「ドルァエモォン!?なんだその胡散臭いロボ?」
「失礼な!どっかの大学が作ったって噂の高級ロボだ!」
「どっかの大学ってとこが胡散臭いんじゃボケ!!!」
「なに言ってるんですか恭平さん!人捜しロボットなんてすごいじゃないですか!?」
貞子さん、あなたは耕作派ですか…。
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