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「何言ってんのよ?充分普通じゃない?」
「どこが普通なんだ!?街中で叫びやがって!」
「フッ甘いわね、あんなの叫んだ内に入らないわ!」
ああそうかい…。
「あの恭平さん、この方は?」
「ああ、コイツは…」
「あたしは原田香住!よろしくね!…あれ?恭平、この娘誰?」
つかれる…。
「あ~、えっと、このバカ女は原田香住。今日一緒に映画を見に行くメンバーの1人です。」
俺はとりあえず貞子さんに紹介した。さて。香住には貞子さんの事、なんて話そうか?
「ちょっと!バカ女ってなによ!?少なくともあんたよりは頭いいわよ!!!それより早く説明しなさいよ!」
うるせぇな…もういいや、めんどくせぇからありのまま話しちゃおう。
「あのな…」
話終えると香住は下を向き、プルプルと震えだした。
さすがにビビったか?
「フッ…ククククク…」
えっ!?香住さん、怖いんですけど…
「フフ、凄いじゃない!貞子よ貞子なのよ!幽霊なのよ!まさに仰天よ!中居君も鶴瓶さんもビックリだわ!」
「というわけでよろしくね貞子ちゃん!」
香住は散々絶賛して貞子さんに抱きついた。耕作と言い香住と言い、バカで良かった。
「ふぇ!?よ、よろしくお願いします!」
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