ストーカーのなく頃に~涙流し編~

8/18
前へ
/161ページ
次へ
「何言ってんのよ?充分普通じゃない?」 「どこが普通なんだ!?街中で叫びやがって!」 「フッ甘いわね、あんなの叫んだ内に入らないわ!」 ああそうかい…。 「あの恭平さん、この方は?」 「ああ、コイツは…」 「あたしは原田香住!よろしくね!…あれ?恭平、この娘誰?」 つかれる…。 「あ~、えっと、このバカ女は原田香住。今日一緒に映画を見に行くメンバーの1人です。」 俺はとりあえず貞子さんに紹介した。さて。香住には貞子さんの事、なんて話そうか? 「ちょっと!バカ女ってなによ!?少なくともあんたよりは頭いいわよ!!!それより早く説明しなさいよ!」 うるせぇな…もういいや、めんどくせぇからありのまま話しちゃおう。 「あのな…」 話終えると香住は下を向き、プルプルと震えだした。 さすがにビビったか? 「フッ…ククククク…」 えっ!?香住さん、怖いんですけど… 「フフ、凄いじゃない!貞子よ貞子なのよ!幽霊なのよ!まさに仰天よ!中居君も鶴瓶さんもビックリだわ!」 「というわけでよろしくね貞子ちゃん!」 香住は散々絶賛して貞子さんに抱きついた。耕作と言い香住と言い、バカで良かった。 「ふぇ!?よ、よろしくお願いします!」
/161ページ

最初のコメントを投稿しよう!

929人が本棚に入れています
本棚に追加