第六章 宿泊研修!!~前編~

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「お!やっと出てきたな。」 明の声で風呂の方を見るとみんなが来るところだった。 「お帰りなさい。ご飯作らなきゃいけないから、鍋とかは洗って準備しておきましたよ。」 会長や副会長も居るので自然と敬語で話す。 「ああ、ありがとう。遅くなってすまない。」 「いえ、女の子は長風呂ですからね。」 「女の子はいろいろありますからね~♪」 「副会長…すっごい笑顔ですね。何かいいことでもありました?」 「いえいえ~…初々しい反応を楽しんでいただけですよ~♪」 なんだろうと思って残りの三人を見てみる。 …歩が異常に赤い… 「歩?」 「は…はい!」 「のぼせたの?…はい、お茶。」 冷たいお茶を渡す。 「あ…ありがとう…(うう…まともに顔も見れないよぅ…)」 「…?歩何かあったの?」 梓に聞いてみる。 「…小悪魔先輩にからかわれたのよ。」 「…は?」 「…瞬君…揉んじゃ…だめですよ…?」 「…へ?」 「神木…女の子には…いろいろあるんだよ…」 副会長の言葉を繰り返す。 「はあ…」 よくわからないんですけど…
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