中学3年生

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僕「モテモテだね(笑)」     隼人「あぁ(苦笑)大変だったよ」     僕「それはそれはご苦労様(笑)」     隼人「ありがとう(笑)てかさ俺、健太に言わないといけない事があるんだ」     僕「なに?」     隼人「俺、来週引っ越すんだ…親父の仕事の関係で…」     僕「…え…?」     僕の頭の中は真っ白になって軽い目眩も感じた。     隼人「ずっと前から決まってたんだ…けど言いだせなくて」     僕「…嘘でしょ?」     隼人「嘘なんかじゃない…」    僕「嫌だよ…」     隼人「今まで黙っててごめん」     隼人はそう言うと僕を残して去っていった。     僕は家につくまで涙をこらえた。 そして朝までずっと泣いていた。
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