記憶

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急いで中に入ると、そこは腐海と呼ぶに相応しい場所だった 百眼魔王の手下が皆変わり果てた姿で横たわっていたのだ 私はその腐臭からなるべく早く逃れるためにある男を捜したのだが、そいつも腐り変わり果てていた 私は『彼』を殺ってくれたやつに感謝をしつつ、もう一つの仕事を済ませるために城を歩き回った 城中腐臭だらけで慣れてはいるものの、いい加減嫌になってきたころ… 大きな爆発音と共に城が燃え出した…
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