~壱時限目~ 入学式と……Sクラス?

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よし、まずは落ち着いて現状を受け入れよう。多分、俺みたいに変な奴を集めたんだな。それなら納得がいく。 「それではぁ、先にぃ教室へぇ向かってぇ下さぁい。担任のぉ星河先生にぃついて行ってぇ下さぁい」 出口に立って手を挙げてるのが星河先生だろう。 随分若く見えるが、新任か? しかしなんというか、カッコイイ先生だ。クールな印象の顔。あれは女子生徒に人気が高いにはず。 24人が動いて後をついていく。俺は最後尾なので少し目立つ。 俺らが丁度教室に着いたくらいに他の生徒が自分のクラスを確認すべく、外へ向かった。 教室についてSクラスのメンバーを見て、俺は思った。「前言撤回」と。まぁ、何も言ってはいないが、とりあえず、ごめんなさいと心の中で言っとく。 明らかに頭良さそうでカッコいいやつとかかわいい子とかいる。しかも俺の前に座ってるのは優姫。 かなり普通だし頭良いからAクラスだと思ったのだが…… (ここはどうゆうクラスだ?基準がわからん)と、考えていると、星河先生が話し出した。 「入学おめでとう。ここ一年Sクラスの担任の星河 白夜(ホシカワ ビャクヤ)だ。早速だが、君たちが一番知りたがっているだろう、ここに選ばれた理由を話そう」 俺は特別なクラスに自分がいる、はっきりとした理由が聞きたい。だから真剣に話しを聞く体制になった。
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