『物語 地平線のその先に…』

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僕の臨む遥か彼方で 今にも 命の灯火が 消えかけている。   嗚呼… この世は なんて非常なのだろうか。   この── 地平線に見える 海と空 空と大地 大地と海 その境のように。   始まりがあれば 終わりもある。   けれど 始まりが無ければ 終わりも無い。   そんな運命。   …… 一人の詩人が 哀しみの詩を詠っている。   少し、そう少しだけ 彼の詩を聞いてみよう。   彼の"物語"を──
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