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「…それから毎年その日には良くない事が起きるって言われているんだ。」
雅人はグラスを回し、焼酎を一口飲んだ。
「へぇ～そんな話があるんだ。全然くだらなくないよ。」
「まぁ、本当に良くない事が起こっていればね。今は何もないし、作り話だって。」
「確かに今じゃ何も起きてないが、村の連中は信じとる。ま、何もなくていいんだがな。」
叔父さんがそう言った後…
ドドーン!!ｺﾞﾛｺﾞﾛ……
突如雷が鳴り響いた。
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