第四章 秘密

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第四章 秘密

『そして、これから話す物語は』 《あらすじ》 黒崎可憐の前に突如として現れた"人ならざる者"────ファントム。人の記憶を媒体に増殖を繰り返す彼らに捕まった彼女は、間一髪のところである二人に助けられる。一人は銀髪の青年、一人は金髪の少女。彼らは自らの事を「異世界から来た者」だと言う。そうして半信半疑な思いを抱えたまま日常を迎える可憐。そんな中、綾奈の前に姿を現した深紅の鎧武者と黒服の黒髪少女。彼らの戦いを目にすることで、大切なことから目を逸らしている自分を自覚する綾奈。そして世間では『事件』に終止符が打たれた今、その裏に隠された『秘密』が新たな事件を呼び起こす。
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