陽一

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ふと、今置いたばかりの携帯に付いてる陽ちゃんからもらったストラップを触った。 私はこのストラップがかなり気にいった。 「クスッ!」 今日の陽ちゃんの喜び様を思い出して私は笑った。 『今日は例のあれ言われなかった。 諦める気になったかな。 淋しい? なわけないよね。』 この時から少しずつではあるが私の中で何かが変わって行った。
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