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日が経って私は今日から総務課に異動にになった。
総務課での初日そうそう裕ちゃんが訪ねて来るとは思っていなかった。
「すいません。」
「ゆう…じゃなかった…。
向井様。」
やっぱり照れる。
「ぷっ。」
自分で言っておかしくなってきた。
裕ちゃんは私が総務課にいる事に驚いているようだった。
「今、応接室に案内致します。」
私は営業用スマイルで言った。
応接室に入った。
「いやービックリ!
まさか美紀ちゃんが総務課にいるとはな。」
「私は今日から総務課になったの。
悪いことできないよ。」
「俺は何も悪いことしてない。」
「裕ちゃんがそうでもあの娘はまだ諦めてないみたいだけど。」
「俺には有紀だけだよ。」
「とにかく私が総務課にいる以上、悪いことできないから!」
裕ちゃんにきつく言った。
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