第一話 白い服の霊

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私が行く手を遮っているのか、   しばらく見つめ合った後、   その霊は静かにテラスの手前に移動して来たのです。   やかて姿が薄れ、   背中に冷たい風を感じると     私の寝て居るすぐ脇を   窓から窓へ通って行った   のです。  image=251987415.jpg
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