演説冒頭

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彼氏の元彼女に関する描写は完全な嘘であり、同時に犯罪でもある(名誉毀損)。  実体験のはずなのに描写は適当文体は軽薄、その内容からは重みというものが全く感じとれない。  作者はレイプされてから数週間後にはすっかり立ち直り、元気に学校来て件の元彼女の中傷書き込みを尻目に図書室で彼氏と睦まじく盛っている。 ちなみに中傷書き込みの内容は作者がサセ子だというもの。事実じゃん。 なんにも間違って無い。  というかレイプの事実自体あったかどうかも疑わしいところではある――仮にこの時期複数の男に抱かれた事実があったとしても、それは作者がそこらの不良に発情して誘惑し乱交に及んだと思われる。 物好きな男もいたもんだ、ちびで馬鹿で対して可愛くも無い、しかも貞操観念に欠ける軽薄な尻軽女なんぞ魅力の欠片も無いだろうに。 さぞかし可愛げの無い女だったろうにな――まあそれは好みの問題か。 まあどうでもいいか、可哀想な不良たちがおかしな病気をうつされてないことを願うばかり。  そうこうしてるうちに彼氏は癌になってぐれる。 もともとぐれてたけど。  一方的に別れを告げられた作者はさっさと次の男を作ります。
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