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このままここに隠れているのはまずいと思い、立ち上がり走った。
貧血のせいで頭がフラフラしている。
ペタッ
ペタッ
ペタッ
ペタッ
ペタッ
ペタッ
俺が走ると足音が早くなった。
だが足音が階段を下りる前に俺は右の階段の影に辿り着き、そこに隠れることにした。
ペタッ…
ペタッ…
足音は階段を下りたようだった。
そしてこっちに向かってくる。
ペタッ…
ペタッ…
足音は真っ直ぐにこちらに歩いてくる。
(このままじゃ……しょうがない……一か八かだ!)
俺はこのままでは見つかると思い走って逃げようとした。
その時だった…。
走ろうと立ち上げると、俺の目の前に……少女が立っていた……。
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