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俺達は弘人を呼びながら1階の調べられるところは徹底的に調べた。
だが弘人は見つからなかった。
「…後は2階か…。右と左、どちらから調べる?」
滝が聞く。
「…俺は左のから探した方がいいと思う。弘人の悲鳴を聞いた時俺達は右にいたしな。」
「左の方が可能性は高いか…。」
滝はそう呟いた。
「とりあえず、こんな所で油を売っている訳にはいかないな。みんな左から探すことにしていいか?」
俺の言葉はみんなに共感するものだったのだろう。
すぐにみんなが頷いたので、俺達はすぐに動くことにした。
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