報い

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この部屋を調べるのには結構な時間がかかりそうだった。 館自体が大きい為、部屋も自然と大きくなるのだろう。 服を置いておく為の部屋でも結構な広さだった。 この館に住んでいた人は長くここに住んでいたのだろうか、服の数もかなりの物だった。 (…けど普通ならこんなにたくさんになる前に捨てたりするよな…。) 俺はそう疑問に思ったが、捨てたくないような理由があったんだろうと思った。 そんなことを考えていると、調査は終わった。 弘人はこの部屋では見つからなかった。 俺は結果を聞いてみることにした。 「…この部屋は隅々まで調べたと思うが、弘人がここに来た様子はないな。」 滝がみんなの意見を言った。
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