始まり

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食堂に着くと既に多くの生徒であふれていた。 「おわっ、相変わらず混んでるな。」 「ここの食堂はうまいし安いから学生にとっては最高の場所だからな。」 「だな。さっさと注文して食おうぜ!」 「おう。」 俺達は手早く注文を済ませた。 ちなみに、かなり混んでいて座る席など見つかるのかと思う人もいるだろう。 だがそこは心配ない。 俺達は迷うことなくそこを目指して進んだ。 「随分遅かったな。俺達が席を取っていなかったらどうするつもりだったんだ。」 「ホントホント。たまには私達より先に来て席を取って置こうって気持ちにはならないもんかしらねー。」
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