白い夜

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ミーティング中 売り上げや 問題点など どこの店でも やってそうな事を話している。 何も知らなかった俺は 真剣に話を聞いていた。 ミーティングも終わりに 近づいてきた時 秀さんは 「直人の教育は 俺がする。」 と言った。 みんなが ざわついた。 後から知ったんだけど 店がオープンしてから 代表自ら 教育係になるのは 2度目だったらしい。 たった2人しか 自ら教えていない。 俺と… もう一人は 秀さんを押さえ 一年間連続でNo.1に 君臨し続け、 そしてNo.1の座と 俺が初めて本気で 惚れた女の彼氏のまま 逝ってしまった あいつの事だった。 (↑知らない人は前作の短編小説 「初めて知った恋」をみてね!) 俺は運命めいたものを感じた。 動揺しながらも 俺は、ハッキリ言って 燃えた。
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