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朝……ぼんやりと目が覚めた。
「……………」
あれ……?
しばらく俺は間抜けな顔をしていたと思う。
「優子……!?」
ハッと我に返り優子を捜した。
昨日の事が夢だったんじゃないかと思ってしまったからだ。
でも………俺は裸……。
さっきまで隣で優子が寝ていた温もりのある感触が伝わり……
一気に安心した気持ちになった。
夢じゃない……
昨日、俺と優子は
お互い求めあって、愛し合った………。
16歳の夏
完璧に昔の嫌な思い出が消え……
優子との新しい未来が見えた気がした。
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