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部屋に戻り荷物をまとめた。
といっても 簡単に荷物をもってきただけだから、すぐに準備はできた。
「短い間でしたが、ありがとうございました。」
僕は施設の人、みんなに挨拶をして……
施設を後にした。
「さぁ 荷物は後ろに載せて、車にのって。」
言われるがまま僕は従い、優子の車の助手席に乗り込んだ。
「学校は前のところで行けるから転校しなくていいからね!
またお家に春樹君の荷物あるんだよね?
ぼちぼち片付けていこうね。」
「………はい。」
その時は子供だから、あまり深く考えてなかったけど………
後々よく考えると、何故貴女みたいな若い女性が……
僕みたいな子供をひきとるのか凄く謎だった。
でも………少し嬉しかったよ……。
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