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あの件。
槐(エンジ)リ―ダ―の皇 亜紋(スメラギ アモン)の行方について。
裏ル―トだが情報があった、それが今回の別事件で捜査に向かう場所だった。
『私もあの時の関係者なんだから手伝わせて、前にも言った筈よ』
コイツが協力してくれればとても助かるが、奴はかなり危険な人物だ、優秀な部下を巻き込みたくない。
もしかしたら死さえ有り得るのだ。
友人としても失いたく無いのだ……。
『私に変な気を使ったら許さないんだからね』
『ハハッ!お前が言うと冗談に聞こえんから怖いな』
そう言いながら笑い合う。
だが、これから向かう場所で俺は衝撃を受け、新たな事件に巻き込まれる事となる。
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