第1弦月

6/19
前へ
/237ページ
次へ
 あの件。        槐(エンジ)リ―ダ―の皇 亜紋(スメラギ アモン)の行方について。        裏ル―トだが情報があった、それが今回の別事件で捜査に向かう場所だった。       『私もあの時の関係者なんだから手伝わせて、前にも言った筈よ』        コイツが協力してくれればとても助かるが、奴はかなり危険な人物だ、優秀な部下を巻き込みたくない。        もしかしたら死さえ有り得るのだ。        友人としても失いたく無いのだ……。       『私に変な気を使ったら許さないんだからね』   『ハハッ!お前が言うと冗談に聞こえんから怖いな』        そう言いながら笑い合う。        だが、これから向かう場所で俺は衝撃を受け、新たな事件に巻き込まれる事となる。
/237ページ

最初のコメントを投稿しよう!

396人が本棚に入れています
本棚に追加