5人が本棚に入れています
本棚に追加
しばらくするとまた、メール受信をしらせる音が鳴り出す
俺は無言で携帯を開き、メールを確認する
――――――
(笑)
まぁ、そんなに怒るなよー
そういえば、
かえでの奴も気分が悪いって帰ったよ
お前ら、病弱だな( ̄∀ ̄)
まぁ、お大事に(・o・)ノ
(笑)
――――――
「…………」
――――――
そういえばお前って…………バカだったよな
まぁ、いいや…とりあえず
………今すぐ、しね
――――――
パタン、と携帯を閉じて付近に放り投げた
漢字で【死ね】と書いてない辺りが俺の優しさだ
俺は、寝る態勢を整え、布団を被り瞼(まぶた)を閉じた……
先ほどとは変わって、微睡み、睡魔が襲いに来た
(GoodNight………)
と心の中で思いつつ、睡魔に身を任せていると
♪~♪~♪♪~♪!!
またしても携帯が鳴った
俺は手探りで携帯を探し、感覚だけで、電源ボタンを見つけだし、電源を切った
シーン
と独りの部屋に静けさが広がった
―
最初のコメントを投稿しよう!