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ミサが歌っている時、健二が由衣の隣に座ってきた。
「裏方ばっかやってんじゃねーよ!」
「は?別にいいでしょ!なんか飲みますぅ?注文しましょうか(笑)」
「席替えしよっか?」
「いーよいーよ、ほらミサ歌い終わるよ!戻って。」
「…お前はいつも裏方役なんだな。」
そう言って健二は席に戻った。
由衣はいつもって何よ?と思いながらドリンクの追加電話をした。
こうして合コンも無事終わり、また皆で会う約束をして健二達と別れた。
女3人は、三次会と称してバーへ向かった。
「久々に楽しかったよ由衣!」
恵が興奮気味に話ている。
「で、誠と竜也どっちがいいの?」
「…ん~二人ともいいからなぁ~。」
「あんた誠とキスしてたじゃん。」
ミサが恵に冷たく言った。
「え!?いつの間に!?」
由衣は目を丸くした。
ミサが言うには部屋の外の階段で誠と恵がキスしていたと…。
「酔った勢いでしちゃった。見られてたなんて…。」
「顔に似合わずやる事はやってるのね。」
ミサは恵が嫌いなタイプのようで、嫌味ったらしくさっきから話している。
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