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ある夏の日
いつものように父は
庭にいた。
自分で池を作り
トマトやスイカやキュウリを作り
自慢のブドウの棚を眺め
ながらベンチに座った。
安らぎの時間…
その時
何かが足に触れた
びくッッ
ネズミか?
足元に目をやると
ネコが3匹
生後1か月も経ってない
だろう。
親ネコは見当たらない…
放っておくと…
生きていけないだろう。
庭に寝床を作り世話を
始めた。
だけどやっぱりノラネコ。
警戒心は人一倍強い。
ご飯をたべる時しか
姿を見せない。
あとは寝床の奥で
じーっとしている。
鳴かない。
親ネコが教えたのかな。
敵から身を守る1つの
手段。
あたしは…えさの時間に
ネコを見に行くのが
楽しみになっていた。
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